●事業計画書の役割
1、自分の考え方の総まとめとしての役割
a、自分の行ないたい事業は、事業として成立するのか?
b、事業の内容にムリ・ムダ・ムラ・モレ・ダブリ(矛盾)がないか?
c、事業のリスクとして何をどのくらい認識しておけばいいのか?
aからcのようなことについて、チェックすることができます。
2、金融機関用(主に融資申し込み)としての役割
融資を受ける際には、事業計画書は必須書類になります。
特に新しく設立した会社では、過去の実績は存在しません。
事業計画書が、全てといってもよいと思います。
●作り方
事業計画書は どのように作成すればよいのでしょうか。
基本的には「5W2H」で説明すれば良いと思います。
最低限でも、以下の項目は書いておくとよいと思います。
・ビジョン・理念
・事業内容
・販売戦略(ニーズ・業界の動向・市場分析・具体的な販路)
・仕入施策
・損益・収支計画
・設備投資計画・返済計画
・人的資源対策(責任と権限・組織構築)
●使い方
事業計画書の使い方としては
・対外的な説明(金融機関・取引先・株主)
・社内基準(経営の羅針盤)
主に上記2点の使い方があります。
また、社員全体で持つことによって、経営陣と社員の間のコミュニケーションツールとしての使い方もできます。
事業計画書の作成も、当事務所で受け付けております。